夜中2時、そろそろ寝ようかと、立ち上がったとき、テレビが突然消え、居間の照明が薄暗くなった。
「え?何が起こった?停電?」
おかしい。停電ならいっせいに電気消えるはず。
でも照明は暗いけど点いてる。ネットも接続できる。
ブレーカーも落ちてない。
でも冷蔵庫や電気温水器や太陽光、消えてる。水も出ない。
(井戸水モーター止まるので)
落雷?でも夜まで雷鳴ってたけど、今はもう止んでる。
止んで数時間経ってる。雨は強いけど。
おかしい。おかしい。
ご近所さんの停電確かめようにも、山の中の一軒家、
周囲は山で民家なし。停電じゃなくても停電しててもいつも真っ暗。
犬部屋で寝てたひげでぶを起こし、
ブレーカー上げ下げしたけど、変化なし。
真夜中だけど、九電の停電係りに電話してみる。
窓口営業は平日9〜17時となってるが、
お急ぎの場合は時間外でも受付ける、と書いてるので、電話してみる。
すぐに女性が出た。状況を話すと、
「係員を向わせます、一時間くらいかかる」、とのこと。
よかった。夜中でも来てくれるんだ。えらいね、九電さん。ほっ
待ってると、午前3時、救援隊到着!!(んなオーバーな)
若い兄ちゃん、一人。
午前3時、雨の中、本当にご苦労さまです、ありがとうございます。
「雷のせいかも。今日、似たような件、ありましたから」
外の分電盤をいじくること小一時間、
戻ってきた救援隊員さん、
「ここのすぐ下(麓)でオオモトの電線が切断されてるようです。何人か来てるようなので、私も下に行ってみます。」
これで一件落着!と思ってたのに、ありゃりゃりゃ・・・
まだ続くとね・・・・この付近一帯、停電しとるんね・・・
戻ってくる、と言ったので、寝るわけにもいかず、真っ暗な部屋で起きて待つ。
午前5時過ぎ、九電(兄ちゃんとは別の人)から携帯に電話。
「高圧電線が切断されているので、大掛かりな工事になります、特別な機械その他必要なのでまだ工事に入っていません。復旧まであと数時間かかりそうです。」
なーんてこった!2時の停電から3時間、ずぅぅっと待ってるのに、まだ何もしてないですとぉ?!
5時なのでお犬様が起きる時間。
フードふやかしたり、もちろん、飲み水も必要なので、ひげでぶがコンビニまで水を買いに行く。
麓では九電の工事車両が何台も来てて、広報車が走り回ってたそう。
で、結局、停電復旧したのは午前7時。
5時間も停電してた。
っちうお話でした。徹夜したし心配したし、
ど・ど・どっと疲れた。
午後5時半、人間様の苦労も知らず、眠りこけるお犬様。
ちっこい方がチャチャ姫で、でっかい方がジン様。
(顧問・記)